2022年 大学受験イベント
高2からの共通テスト対策
今年度の共通テストでは苦戦したケースが伝えられています。本イベントでは国公立大の二次対策を見据えた共通テスト対策について、「今」やっておくべき学習・モチベーションの維持など、学習全般のヒントをプレゼンします。個別相談会では、担当講師が同席して学習アドバ イスを行います。
参加してほしい生徒像
✅大学受験についていろいろ知りたい
✅志望校を決めかねている
✅国公立大学志望
✅医学部志望
✅具体的な戦略を立てたい
✅模試で結果を出したい
✅模試の勉強法を知りたい
✅志望校の受験科目に苦手科目がある
✅部活などと学習の両立をしたい
イベントについて
イベント概要
- 日時:5月2日(月)
プレゼン 19:20-20:50
個別相談会 21:00-21:50 - 場所:学習塾Go’s 1階
- 対象:高2(塾生以外も参加可)
- 参加費:無料
- 塾生以外の参加も可能です。→お問い合わせくださいませ。
申し込みについて
- 締め切り
4月28日(木)21:30まで - 申込方法
電話:0568−37−1773
email - 事前課題は4月30日までにご提出くださいませ。なお、事前課題は4月29日までに配布、あるいは郵送いたします。
イベントの流れ
- 事前演習
イベントがある前日までに、事前課題を制限時間に合わせて解きます。 その後、塾へ答案をご提出いただき、採点をします。 - 無料解説+プレゼン(文系:山岸/理系:榊原)
「高2からの共通テスト対策」として、高2の時点で、どういった学習をしていくのがよいか、志望校や志望学部などに合わせて、プレゼンを行います。
これからどう学習していくべきか、もしまだ定まっていないのであれば、ぜひご参加ください。 - 個別相談会
気軽にいまの状況をお話しください。 個々の状況(ご提出いただいた課題など)に合わせて、今取り組むべきことや、 学習への取り組み方をお伝えし、学習へのモチベーションや学習効率を上げてい きます!!
高2での数学
学校の授業スピードが速い
4月から高校2年生になったみなさん、この一年間でどこまで数学の内容が進みましたか?正直授業スピード、速すぎませんか?特に進学校に通っている方々は、学校で既に数学2Bの後半の内容に入っている方が少なくないです。数学の授業進度と言うのは学校の競争力の証になること、速く全課程を終えておけば、後半は大学受験のための応用演習にかけられる時間が多くなることから高校の数学の授業ペースは他教科に比べて重視され、速くなりがちです。
しかし、まったくもって当然ながら、速い授業についていけずに振り落とされる子も出てきます。今まで別に数学が苦手ではなかった子も振り落とされていきます。焦って今習っている数学Ⅱを重点的に勉強しても成績はあまり伸びません。それはなぜでしょうか?
数学Ⅰが分からないから数学Ⅱが分からない
残酷なことに数学は積み重ねの科目です。理科や社会のように”この単元は勉強しなかったから苦手だけど、次の単元は勉強したから得意だぞ”ということはありません。この単元が苦手なら次の単元も大概苦手になります。
高校数学は、積み木のようなものです。細い積み木の上(数学Ⅰ)に、それよりも圧倒的に大きな積み木(数学Ⅱ)は載せられません。数学Ⅱだけを一生懸命勉強してもあまり成績が伸びないのは、数学Ⅰがわかっていないからかもしれません。
しかし学校の授業が速いので数学Ⅰに戻って復習をする時間もないので、どんどんどんどん”分からない”の悪循環に陥ってきます。その上、数学においては何が分かっていないか見つけるのって実はとっても難しいんです…。
何が分かっていないのか分からない
”I like apples.”という文の”apple”はりんごと訳せるのに”Apples are my favorite food.”の”apple”はりんごと訳せない、なんてことはないですよね?これは”apple”の意味が”りんご”と分かっているからです。ですが数学では、二次関数で出てくる”場合分け”は分かるのに三角関数で出てくる”場合分け”が分からないといったことが起こります。これは、”場合分け”の意味がわかっているのではなく、二次関数のこの問題で出てくる場合分けの仕方”というものを覚えてしまっているからです。
数学も英語と同じように”場合分け”の意味が分かれば他にも応用することができます。何が分かっていないのかを見つけるというのは、暗記でなんとかなってしまうことが多い定期テストの点数だけではわからないものです。なので、定期的に実力を図るために模試を受けることを学校などは推奨しているわけですが、模試というのは何万人も受けるため、その結果の分析は基本的に自分でしなければならなくなります。
そう思うと、自分の弱点把握が正確にできる機会って少ないですよね…。ですが今回のイベントでは採点した講師自身がひとりひとりの答案を分析するので、今まで自分では気が付かなかった、”分かっていない部分”が炙り出てくるかもしれません。
数学の”苦手悪循環”はこのイベントで断ち切ってしまいましょう!!!
高2での英語
共通テスト英語の特性を知る
- 2022年度の共通テストでは、英語では大きな波乱は伝えられませんでした。とはいえ、これは22年度の受験生が一生懸命対策をした結果であって、皆さんもセンター試験からの変更点をしっかり認識した上で共通テスト対策を進めていく必要があります。
- 共通テストからは、センター試験で出題されてきた「文法・語法」問題が姿を消して、長文問題の比重が大きくなりました。このことから「共通テストでは文法の知識は必要ない」と解釈するのは正しくありません。大幅に増えた文章量をスピーディに、正確に読み解いていくにはこれまで以上に「文法理解の深さ」「構文力」が重要となってきています。
- 国公立大の二次試験の英語も、共通テストへの移行を受けて変化しています。例えば名古屋大学の場合は、「英作文」の問題が受験生の「文法力」と「構文力」を計ることのできる形式に変更されました。ですから共通テストだけでなく、志望校の二次試験までを見据えて対策をしていくべきです。
「英検」を通じて自分の現在地を確認する
- 共通テストではリスニングの比重が増しました。ただ、皆さんが志望する国公立大学の二次試験ではやはりリーディングとライティングの力が重視されます。
- 英検はとても良質な出題がされ、準2級→2級→準1級と徐々にボキャブラリ量を増やしていくのにうってつけの試験ですが、多くの国公立大学が求める「2級」を合格しているからといって安心はできません。「リスニングとライティングで点数を稼ぎ、リーディングではいまいち得点できなかった」ような受験生は総じて、共通テストと国公立大の二次試験の双方で苦労する傾向があります。
- 「英検2級に合格した」からといって安心するのではなく、謙虚に自分の「リーディング力」の基礎となるボキャブラリ量、文法力と構文力を見極め、強化していきましょう。
志望校の出題形式を知る
- 共通テストも旧センター試験も変わらないのが、1月初旬に一次(共通テスト)、2月末に二次試験というスケジュールです。そして受験英語で苦労するパターンが、「先に受験する共通テスト対策でいっぱいいっぱいになってしまい、二次試験に対策不十分なまま臨む」ことです。
- 皆さんが志望する国公立大学の二次試験は、それぞれの大学でバラエティに溢れた出題がされます。例えば、同じ工学部であっても、名古屋大学、名古屋工業大学と京都大学ではまったく求められる能力や対策が異なります。
- 「とりあえず」志望校を決めてしまい(※現時点の実力はとりあえず置いておき、自分の夢を優先しましょう)、共通テスト〜志望校の二次試験までを見据えた戦略を練っていきましょう。
受験本番から逆算して今やるべきことを決めていく
- 高3の夏休み〜年末年始は、共通テスト対策が優先するべきです。ただ、共通テスト終了後に二次試験対策を始めたのでは遅すぎますから、高3の春から夏休みにかけては二次試験対策も共通テスト対策と毛並行して行っていくべきということになります。
- 受験本番から逆算して今、自分が何をすべきかを考え抜いていきましょう。煮詰まった時はぜひ気軽に相談してください!