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春日丘中-啓明コースで大学受験を成功させるための攻略ブログ 中3編

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春日丘中学3年生へのメッセージ

このブログは、春日丘中学啓明コースで、大学受験で国公立志望・難関大学・医学部などを志望している生徒を対象としております。もしも対象になっていたらご参考になさってください。

数学を頑張りましょう!!

春日丘中学に通う中3生で、もしも難関大学を目指している人がいたら、私は「中3のすべての定期試験で、数学は30位以内に入ってください!」といいます。

春日丘では、高校から数学がグレード別クラス分け(習熟度別クラス編成)がされます。もし数学の順位が30位よりも低い場合は、高校からの数学のクラス編成でグレード1(上位クラス)に入りにくくなります。(英語は中3からグレード別クラス分けされています。)グレード別クラス分けである以上は、習熟度に合わせた学習内容になりますから、大学受験をする頃には、グレードごとに大きな学力差ができるように思います。

難関大学志望なら高1からグレード1へ

グレード別クラス分けは学習者の学習状況に最適化された良い仕組みです。
数学は、高1から約100名の生徒を習熟度別に3つのクラスに分けます。(2024年8月現在)グレード1は発展、応用、入試問題などを扱っていて、めちゃくちゃアツいです。すごいです!!難関大を志望する生徒たちにとっては、高1から難関大学の入試問題に触れられるのは、モチベーションを高め、実力をつけていくのにすごく良いです。

しかし、このグレード別クラス分け、どうしても以下のようなことがあると思います。
中3で順位が30番以下だが、志望校が旧帝大、難関国公立、早慶上理、MARCH、関関同立といった大学群や、医学部医学科を志望している、という場合、高1からグレ1へ行けず、難関大学へ受験するだけの学力を身に着けにくくなる、ということです。

習熟度別の授業で、グレード1は質・量ともにグレード2・グレード3を上回っています。クラス変更は容易にはできません。グレード2のトップ層の生徒が、ほんの数名、年度替わりにグレード1に上がります。基本的に、グレード内での順位がかなり良くなければ、グレードは変わりません。

中2編のブログにも書きましたが、中3段階で、英語のグレード1のクラスに入ることと、そうでないことでは、大学受験において大きな違いが出る、そういう経験をしてきました。高1のグレード分けにおいても、数学でグレード1に入ることが、難関大学・医学部医学科への挑戦切符になると考えております。以下は参考資料です。

春日丘中学-啓明コース 2019〜2023年の年度ごとの現役合格者は以下のようになります。(参照 中部大学春日丘中学校 令和5年度 大学合格実績 | お知らせ

大学群(略称)・学部年度ごとの現役合格者数
旧七帝大
(名古屋大学)
5-9名
(3-8名)
国立医学部2-6名
国公立28-45名
早慶上理2−7名
GMARCH2-7名
関関同立11−36名
・高校受験で啓明コースへ入学している生徒がいる年のデータも含まれます。
・受験生は毎年90-100名くらいです。

学校内の順位で上位30名に入っていることが、上記のような学校への進学をする可能性を高めてくれると考えています。

文系志望でも数学グレード1を目指そう!

現在、数学の学内順位が30位よりも低く、なおかつ偏差値の高い大学を志望している場合は、しっかり学習に取り組まなければなりません。文理選択は高2からです。高1からグレ1に入ることは、文系志望だったら気にしなくてもよいのでしょうか。私はそうは思いません。文系であっても、国公立志望であれば、高1はグレ1にいたほうが絶対にいいです。共通テストでは文系でも数学は2科目の入試があるからです。(例:名古屋大学法学部の共通テストでは950点中200点が数学[Ⅰ・A+Ⅱ・B・C] 2024年入試時点)

中3段階で、難関大学を志望しているのであれば、数学をしっかり30位以内になるようにしておかなければなりません。もしかしたら、中3になってからでは間に合わないかもしれませんから、中2時点から準備を進めていく、意識して授業を受ける、定期試験を受ける、などしていく必要があるかと思います。(英語については中2から準備しなければなりません。中2編 参照)

そして、春日丘中高の上位30に入って難関大学への進学を希望する場合は、以下のようなスケジュールを参考にして学習に取り組むことが必要だと思います。

ブログは以上となります。

当塾は開塾以来、春日丘中高一貫校に進学した生徒をサポートさせていただいております。そして、その子達が希望の大学へ進学できるよう、サポートすることにチャレンジし続けています。一人でも多くの春日丘の生徒が希望大学に合格できるよう、今後もサポートしていきます。